大中小の集い

「大中恩の小品を歌う集い」 https://ohnaka100.hp.peraichi.com/ の説明と関連の?読みものです

大中恩歌曲の会〜歌い継ぐ〜

大中恩生誕100年記念プロジェクトの一環である演奏会、「大中恩歌曲の会〜歌い継ぐ〜」(3月17日、銀座王子ホール)を聴いてきました。

大中先生の奥様、清子さん(ソプラノ)とバリトンの春日保人さん、ピアノの渡辺研一郎さんの演奏による、近作や未出版作を含む多彩なプログラム。そば近くにいらっしゃる方ならではの選曲と演奏はとても素敵なものでした。個人的な思い入れもあり、どうしても阪田寛夫さんとの作品には強く共感してしまうのですが、やなせたかしさんとのコミカルな作品もとても楽しかった。

中盤には宮下俊也さんとのトークコーナーも設けられたのですが、ここではコール・Megのメンバーでもあった宮下さんの合唱トークも聞けました。今回のイベントでも歌う「旅に出よう」は、彼の推し曲のひとつということで“大中先生の大好きな6/8拍子が終わりのほうで2小節だけあって…”なんて一言も飛び出していました。

有名曲ばかりでない様々な作品を歌い、聴くことの意味を改めて思わされるステージに、とても刺激を受けた日でした。自分も頑張らないとなあ…(何を?)