全音楽譜出版社から、3月の新刊としてリリースされた新しい歌曲集。先日の歌曲演奏会では、多くの作品がこの楽譜から歌われていました。パンフレットにも記載がなく、特にアナウンスもなかったので気が付きませんでした…
100周年プロジェクトの一環としてリリースされたと言っていい内容で、大中先生らしい、というか私の好きな大中恩テイストの作品が目白押しで、眺めているだけで嬉しくなってしまいます。とはいえ、音域が広い作品が多く、私の力量ではとても歌えないものばかりなのは悔しいところですが。
それでも、先日の演奏会で特に私を魅了した『男性の詩による男声のための歌曲』全7曲はどうしても歌ってみたい曲ばかりで、ある曲についてはとうとう、歌える音域に移調した楽譜を勝手に作ってしまいました。大中先生ごめんなさい…。この曲、大中小の集いでご披露しても許されるかなあ。
歌曲というよりはソングと言いたくなるような、短くて楽しく、可愛らしい作品ばかりの楽譜集。お薦めです!
https://www.panamusica.co.jp/ja/product/32767
(全音さんのサイトがたまたまリニューアル中だったので、パナムジカさんのサイトをリンクしました。)