大中小の集い

「大中恩の小品を歌う集い」 https://ohnaka100.hp.peraichi.com/ の説明と関連の?読みものです

改めて、この2日間のこと。

前のエントリーがあっさりしすぎてしまったので(酔っ払いの感慨…)改めてもう一本。

この土曜日は、小田原木曜会の演奏会に参加し、曲集『旅に出よう』から6曲を歌ってきました。(10/12、小田原三の丸ホール)

わたりどり
草原の別れ(ピアノ伴奏付き)
旅に出よう
かたつむりのうた
晝下りのジョージ
じゃあね

大中先生の小品だけで組むステージは、40年前にコール・Megを離れてからは初めての時間でしたが、やはり大中作品の真髄は小品にあり、と改めて感じる時間でした。何というか、時間の推移が楽しいんですよね。ステージ上に流れる時間も優しかった。
全体のアンコールとして、「おやすみなさい」もピアノ伴奏付きの版で歌わせてもらいました。

その翌日は、江戸川区合唱祭に臨海混声合唱団のメンバーとして出演。ここでも大中作品「うみにうまれ いのちをつなぎ」を歌わせてもらいました。この曲は、大中先生が最後に指揮された演奏会のアンコールに用意されていた曲です。けれど、残念ながら先生ご自身は体調優れず、アンコール演奏に応えることはできませんでした。そんな経緯を知るものとして、ステージで歌うことに特別な感慨を持った1曲です。

この日の晩には、付き合いの深い合唱仲間と『愚かな涙』(詩:高見順)から「いつからか野に立って」という曲を音にする時間もありました。おそらく全ての大中作品中でも破格に厳しい難曲で、その音世界に圧倒されるばかりでしたが。

2日で9曲。充実した大中恩ツアー? でしたが、実のところ全て、私の思いを受け取っていただいての時間でもありました。持つべきものは仲間ですよね、と大中先生に報告したい気持ちです。

久々の記録

昨日と今日で歌った大中作品の数、なんと9曲。

 

わたりどり

草原の別れ

旅に出よう

かたつむりのうた

晝下りのジョージ

じゃあね

おやすみなさい

うみにうまれ いのちをつなぎ

いつからか野に立って

 

こんなことは滅多になくて、たぶんコール・Megに在籍していたころ以来だろう。幸せを叶えてくれる仲間たちに感謝。

 

大中恩 生誕100年記念演奏会(紀尾井ホール)

メグめぐコールの演奏会を聴いてきました。

『風のいざない』『島よ』と、私を大中ワールドに連れてきてくれた2曲、そして小品集とこどものうたというお馴染みのステージ構成に、アンコールステージ3曲。全体では団体の歌い口を大切にしながら、『島よ』では相澤流とメグめぐ流の相克もあちこちで現れたり。でも、この曲での燃焼度はさすがでしたね。

アンコールステージ “〜またいつか、どこかで〜” で歌われた「おもいでが揺れる」、初めて聴きましたがほんとに素敵な曲でした。

ステージ上に大きく映し出された大中先生の笑顔の前で、客席から歌ったラストの「わたりどり」、思わずこみ上げてきて歌えない瞬間もあったり。

アニバーサリーの楽譜出版が続く中に、大中恩アンコール曲集とか、こどものうた2集とかが加わらないかなあ、などと妄想しながら帰途につきました(実際には来週本番の合唱団の練習へ)。

完売御礼の客席は、実際はまだ少し空席が。何人かから問い合わせをもらっていたので、ちょっと残念…

物販で売られていたメグTシャツは水色をチョイス。どこで着ようかな。

写真データをお送りしました

集いから2週間、このブログ開設からは半年が経ったようです(とシステムメールが来ました)。
池に波紋すら起こさないほど小さな石ではありましたが、参加していただいた皆様の中に、大中先生の音楽が様々なかたちで響く時間を囲めたと思っています。本当にありがとうございました。

参加申し込みフォームからメールアドレスをいただいた皆様に、写真と動画のリンクをメールでお送りしています。今どきのネット事情ですので、一応こうした形での共有としました。参加者のかたで、メールが届いていないかたは、ご連絡いただければリンクをお送りします!

次に大中先生の曲を歌えるのはいつかなあ… と思いましたが、今回「かたつむりのうた」を披露していただいた小田原木曜会の演奏会で『旅に出よう』から6曲を歌うのでした。また、「うみにうまれ いのちをつなぎ」も、江戸川区の合唱祭で臨海混声合唱団と歌いますし、来週末には、メグめぐコール演奏会で聴き手としての楽しみも待っています。今年はまだまだ、生誕100周年を満喫できそうです。

皆様も、それぞれの場所で「大中小」をお楽しみください!

あっという間に一週間

その後、まとまった時間を作れないまま一週間を過ぎてしまいました。頭の中にはいまだに大中サウンドが鳴り続けております。

近々、あちこちからいただいた当日の写真などを共有しますので、今少しお待ちを…

 

宴のあと

この集いは、予想を遥かに超える大盛会のうちに終了いたしました。参加のみなさま、ありがとうございました。
(以下、Facebookの投稿と同内容です。)

参加者73人、約6時間で演奏された曲目は36曲(カウント外で休憩時間に1曲)。このうち、参加者(ほぼ)全員で歌われた曲は17曲、残る19+1曲は「オープン演奏」と銘打って、さまざまな団体・個人が持ち寄りで演奏してくれました。団体として演奏してくださったのは、小田原木曜会、臨海混声合唱団、らいおんの会、E.S.P.の4団体です。

全体で歌った曲は、今年になってカワイ出版から発売された曲集2冊『旅に出よう』『サッちゃんはね』に収録された14曲と、昔なじみの曲集『秋の女よ』から2曲、そして、今回の参加者のために配布した小品「おやすみなさい」。すべて私のリードで進めましたが、音楽の形はほぼピアニストに丸投げして、私は一緒に歌ったり、合唱団の前を歩き回ったりしていただけ。このため、オリジナルが無伴奏の3作品(わたりどり/草原の別れ/おやすみなさい)も、全て伴奏付きとしたのでした。

どの曲も1回ざっと音取りをしたらすぐに全体で合わせてしまうという、いささか乱暴な取り扱いになりましたが(大中先生ごめんなさい)、それでもメグめぐコールのメンバーをはじめとするベテラン勢の助けもあって、大中作品らしい音はあちこちで響き、作品の人懐こさを改めて感じさせられたものです。
終宴後の打ち上げでは、来年も同じような企画をやって欲しいと言われましたが、いやいや、こういう企画は本来ならもっと適任の団体なり音楽家にやってもらいたいと心から思っています。そうすれば私は歌いに行くだけで済みますもの。それでも、誰もやってくれないから自分でやってしまえ、という「やけっぱち」イベントに、これだけ沢山のかたが集まってくれたことには、もう感謝しかありません。
そして、今回メインで使った2冊の楽譜は、いずれも版元品切れで増刷がかかるとのこと。元は出版社勤めだったこともあり、まずは購入してもらい、できれば音にしてもらうことが出版譜の幸せだと日頃から考えていますので、プライベートな規模ですが、ほんの少しこの二冊の幸せに役立てたのかな、とこっそり思っています。ぜひ引き続き、いろいろなところで歌われて欲しいです。

もうひとつ、この大変なイベントを快く引き受け、もっとも頑張ってくれたピアニスト、清水史さんにも改めて最大の感謝を捧げたいと思います。元々、大中恩を知らない世代のかたにお願いしたいと強く思っていたのですが、多忙な彼女の予定が空いていた時点で、この日の我が幸せは確定していたようなものでした。参加者のご厚意(と、我が女房の押しの強さ)のおかげで、ピアニストへのカンパも潤沢に集まりました。これまた感謝であります。

最後に、昨日の全演奏曲を並べておきます。36曲+おまけ(非公式)1曲でした。

●全体での演奏曲
■『旅に出よう』(8曲)
わたりどり
草原の別れ
旅に出よう
水のうた
かたつむりのうた〈この曲のみ、栗原寛/混声合唱団 小田原木曜会でも演奏〉
朝ゆえに
晝下がりのジョージ
じゃあね
■『サッちゃんはね』(6曲)
サッちゃん
おなかのへるうた
わたりどり(2声)
九月
かなしくなったときは
きみ歌えよ
■『秋の女よ』より(2曲)
秋の女よ
別れの歌
■参加者へのプレゼント曲(1曲)
おやすみなさい

●オープン演奏曲(参加者の持ち寄り演奏)
■『じゃあね』より(1曲)
うたおう〈E.S.P.男声カルテット〉
■『水のうた』より(1曲)
浪の音〈E.S.P.女声三重唱B〉
■『しゅっぱつ・半分愛して』より(3曲)
しゅっぱつ
たび
恋のわらべ唄〈以上、E.S.P.女声三重唱A & 清水史〉
■『はじまりの海へ』より(3曲)

はじまりの海へ〈以上2曲、イベントスタッフ女声三重唱 & 清水史〉
さわさわさわ〈らいおんの会〉
■『見えてくる』(全5曲)
死の扉
忍耐
空を見てゐると

見えてくる〈以上、E.S.P.〉
■こどものためのピアノ曲集『あおいオルゴール』より(2曲)
春風のささやき
橋の上で〈以上、清水史〉
■その他(5曲)
うみにうまれ いのちをつなぎ〈清水昭/臨海混声合唱団〉
すきすきすき
「わたしのイタリア」~ゴンドラ〈以上2曲、らいおんの会〉
大中恩歌曲集3』より 不良長壽〈佐々木潤哉 & 清水史〉
■おまけ(休憩時間)
「男声のための歌曲集」~ダン爺〈佐々木潤哉 & 清水史〉